ほとんどの子供は3歳以上になると幼稚園または保育園に通うようになり、今までの守られている環境から離れて社会にでていくことになると思います。
そんな子供社会の中で、一度は”意地悪された”という経験をするのではないでしょうか?
そんな時、親である私たちは子供に対してどういう対応をとるのがいいのでしょうか?
どんな対応も正解、不正解はない
・先生に報告して助けを求める
・相手の親御さんに話してみる
・そういうこともあるのだと悟る
・意地悪してきた子に対して反撃する
・子供同士で話し合いをする
まだまだ他にも対応はあるかと思いますが大体こんな感じではないでしょうか?
私は子供が選択した場合、正確も不正解もないと思っています。
意地悪されたといっても、状況や人間関係、子供の性格、年齢、相手の子供の性格などすべて異なっていて、一概にこれが正解というものはないと思います。
学校に報告した方がいい場合もあるでしょうし、子供同士で解決することが最善策かもしれません。
反撃することで学ぶこともあるかもしれませんよね。
その時々で対応も変わってくるでしょう。
大事なことは、子供が何を望んでいるかということ
子供が意地悪されたと訴えてきたときは、できるだけ子供の意見を聞いてみるのがいいと思います。
・どんなことをされたのか
・意地悪されてどんな思いをしたか
ということを、年齢に応じた利き方で質問してみてください。
その時に大事なことは、一切否定せずに傾聴してあげてください。
我が子が悪いと思う場面があったとしても、まずは傾聴してください。
そして、嫌な思いをしたね、大変だったね、と共感してあげてください。
子供自身が意地悪されたという出来事を整理して落ち着いてきたら、
・その子はなんで意地悪してきたと思う?
・今後どういう関係でいたい?
という質問をしながら今後どうして行きたいか聞いていくといいでしょう。
これだけはやらないほうがいい
時々、子供が望んでいないのに親が勝手に判断したり行動してしまうという場合があります。
子供が望んでいないのに
・子供の先生に報告する
・親が介入する
・相手の子供に文句をいう
・相手の親に文句を言う
これをやると、子供はガッカリします。
そして今後親に相談することを躊躇するようになります。
また、結果的に子供にとって良い方向に転んだとしても親が解決することに慣れてしまったり、自力で解決することを諦めるようになってしまいます。
子供の学びを親が横取りしない
子供は意地悪されたり、したりしながら、社会の中でどう人と関わるかどう対処するかを学んでいきます。
それを親が判断し、解決してしまうということは子供が学ぶチャンスを奪ってしまうのです。
もちろん、危険な目に遭っている場合や命に関わるようなことに巻き込まれている場合は、すぐに然るべき行動を取るべきだと思いますが、許容範囲内であれば子供が自力で解決できると信頼しましょう。
心配することも親の仕事ではありますが、
心配=信頼できていない
という場合もあります。
私の子供だから絶対大丈夫!
と我が子の力を信頼してとなりで寄り添ったサポートをしていけるといいですね!